最近、Cursorというエディタを使い始めたので、その感想を少し書いてみます。

Cursorとの出会い

これまでAIツールに課金することにあまり積極的ではなかったのですが、Cursorの2週間無料体験を試してみたところ、思いのほか便利で、そのまま課金してProプランに移行することにしました。

すごいのはCursorというよりClaude 3.7 Sonnet

実際のところ、Cursorそのものよりも、裏で動いているClaude 3.7 Sonnetの性能に驚かされます。このレベルのAIを定額で使えるというのは、開発者にとってはありがたい限りですね。

文脈理解力について

コードの文脈をよく理解して、適切な提案をしてくれるのが印象的です。要件を伝えるだけで、それなりに使えるコードを出力してくれることも多いです。将来的には要件定義の部分までAIがサポートしてくれるようになるかもしれません。

現状は、新規開発はとても良いけど、既存コードがある場合の改修ではまだ人間の出番はありそうです。(複数の情報ソースを照らし合わせて仕様の整合性を保つなど)

生産性と疲労のバランス

Cursorを使うと確かに開発は早くなります。ただ、実際にガッツリ使ってみると思いのほか脳が疲れます・・・。

AIが次々と情報やコードの提案を出してくれるのですが、それを確認して選別するだけでも結構な労力が必要になります。

1日中Cursorを使って開発していると、翌日はちょっと休みたくなるくらい疲れることがあります。情報が多すぎて頭が追いつかなくなる感覚ですね。

働き方の変化

この体験から、古代ギリシャの社会構造を思い出しました。昔は奴隷が労働をして、上級階級の人々は思索に時間を使っていたわけですが、AIの発展で私たちも単純作業から解放され、もっと考えることに集中できる時代が来るのかもしれません。

ただ、今はまだその過渡期で、AIと一緒に働くことで得られるメリットと、それに伴う新しいタイプの疲労感のバランスをとることが課題です。うまく活用できるよう、少しずつ慣れていきたいと思います。